フリーランスになったら最初にやることはこれ!退職後すぐに年金と健康保険の手続きをしよう!

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会社を退職してフリーランスを始めるとやることがいっぱい!

フリーランスとして事業を始めるための事前準備、実は結構やることが多いです
メールアドレスを作る、名刺を作る、SNSのアカウントを作る・・・
開業届を出す、銀行口座を作る、会計ソフトを準備する・・・

健康保険の手続きをする、年金の手続きをする・・・

などなど。会社員の頃は殆どを会社が代行してくれていたのですが、フリーランスになるとこれらを全部自分でやる必要があります。
どれも重要なことばかりですが、今回は特に日々の生活に影響がある「年金」と「健康保険」の変更手続きについて解説します。
表向き、自治体に窓口に行って手続きする、以上!なんですが、実際にやってみると例によってすぐ壁にぶつかるんですよ、これが。最近退職しフリーランスになった妻の事例も紹介しつつ、実際の手続きのやりかたをご紹介します

年金と健康保険の手続きが最優先なわけ

年金と健康保険、このふたつは生きていく上で重要な保障制度で手続きが停滞するとその恩恵を受けられないリスクがあるため、退職後にやることとして優先度が高いです!
年金は放置すると未納期間となり、将来的に貰える年金額が減ったり障害年金・遺族年金を受け取れない可能性があります。
健康保険は手続きをしていない期間、未資格となり診察費用やお薬代が全額負担となり、日々の生活への影響がすぐに出やすいです。
”今”と”未来”、どちらにも影響がでることになるため、早めの手続きをお勧めします

年金の変更手続きをしよう!国民年金に加入

年金は、我々世代がもらえるのかといった根本的な問題はさておき、65歳になると毎月定額のお金がもらえるアレですね。
会社員だったころは、「国民年金」と「厚生年金」の2つの年金に加入していましたが、退職しフリーになると加入するのは「国民年金」だけになります。この加入する年金の変更に伴い、手続きが必要になるんですね

変更手続きの流れ

手続き自体は簡単で、お住いの自治体窓口(市区役所など)で行います
必要なものは以下となり、念の為事前に自治体に確認しておくと万全です

必要なものはこれ!事前に準備し、当日忘れないようにしましょう

・退職日がわかる証明書(離職票や退職証明書など)

・基礎年金番号が確認できるもの(年金手帳や基礎年金番号通知書など)

・本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証など)
・印鑑

期日に注意

年金の変更手続きは退職後14日以内に行う必要があります
これ、実は結構タイトなんですよ。退職後は少し休んでやろう的な方も多いと思うので油断しているとあっという間に過ぎ去ります。退職した翌営業日には役所に行く位の意気込みで手続きしてしまいましょう!
なお、厄介なのが「退職日がわかる証明書」です。これは退職する会社にお願いして入手することになるのですが、すぐに手に入れることができません。離職票に至っては発行に10~14日程度かかるようでそもそも年金変更手続きの条件である「14日以内」を満たすことができません。すでに詰んでいる・・・。妻の場合も、前職の会社から月末郵送と言われてしまい、そもそもこの「14日以内」は満たせないという・・・。この矛盾、どうにかしてほしいですね

自治体窓口に確認したところ、14日を過ぎても大きな問題は無いとのこと。ホントかしら・・・?
未納期間が発生した場合にはしっかりと払っておきましょう!これ、大事

健康保険の変更手続きをしよう!国民健康保険か任意継続被保険者制度に加入

年金と同じく重要な健康保険。病院にいくときに保険証を出していると思いますがアレですね
健康保険のおかげで、診察料やお薬代を全額負担せずにお安く済ませることができています
会社員だったころは基本的に「健康保険」に加入しており、退職しフリーになると「国民健康保険」に加入することになります。年金同様に、健康保険も変更手続きが必要になります

なお、健康保険に関しては退職後も前職の「健康保険」を2年間継続できる「任意継続制度」というやりかたもあります。詳細は割愛しますが、「健康保険」を継続するか、「国民健康保険」に変更するかは予め考えておくと良いでしょう
以下サイトなどを参考にしてみてください。妻は「国民健康保険」を選びました

退職後の健康保険 国民健康保険と任意継続保険を比較 (moneyforward.com)

変更手続きの流れ

年金の変更手続きと同様です。手続き自体は簡単で、お住いの自治体窓口(市区役所など)で行います
必要なものは以下となり念の為、事前に自治体に確認しておくと万全です

必要なものはこれ!事前に準備し、当日忘れないようにしましょう

・健康保険の資格喪失日を確認できる書類(国民健康保険被保険者資格喪失届、離職票や退職証明書など)

・各自治体所定の申請書(必要に応じて)

・基礎年金番号が確認できるもの(年金手帳や基礎年金番号通知書など)

・マイナンバー確認書類(マイナンバーカード、通知カード)

・本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証など)
・印鑑

期日に注意

健康保険も年金同様に退職日から14日以内の手続きが必要です。手続きに必要なものもほぼ同じで、退職に関する証明書をなるべく早く準備できるようにしましょう。
なお、健康保険は変更手続をしないでほっておくと結構辛いです。その間無資格となり診察料が全額自己負担となってしまいます!定期的に通院されている方や私のように虚弱体質な方は家計を圧迫しかねませんので、なるべく早期に手続きをしましょう
※なお全額負担分については条件が揃えばあとから還付を受けることは可能です。但し手続きはそれなりに手間なので留意しましょう

最後に

日々お世話になっている健康保険、そしていずれお世話になるであろう年金。フリーランスになった後もこの恩恵を受けるために自ら手続きをする必要があります
事前に書類を揃えたり自治体窓口に行く必要があったり手間はかかりますがなるべく早期に対応すると良いでしょう。
困ったときは自治体窓口に確認するのも手です

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