【2020年版】東京近郊でぶどう狩り体験！　鎌ヶ谷の石井テル園で美味しいぶどうと梨を堪能

ぶどう、狩っていますか？
フルーツ愛好家の妻から、「植物の知識を学ぶため、また情緒教育として、フルーツが育つ環境を娘に見せたい」という要望を受けた父ちゃんです
要は「休日の予定無いから、フルーツ狩りできるところまで運べよ。で、うまいフルーツ食わせろ」ってことですね
時は9月、ぶどうと梨の季節！
今回は千葉県鎌ケ谷市の「石井テル園」さんにお邪魔し、めちゃくちゃうまいぶどうを食べて来ましたのでご紹介します！

石井テル園の紹介

今回伺った石井テル園さんでは、ぶどうと梨を狩れます
高速道路を降りてしばらくは住宅街が続き、こんなところでフルーツ狩りができるのかなぁと思っていたら、徐々に出てくる「フルーツ直売」の看板とフルーツ畑
後から調べると鎌ヶ谷は「フルーツシティ」でフルーツ栽培が盛ん。石井テル園のような観光農園が30近くもあるようです。勉強になりますね。社会のテストの点数があがりますわ
今回妻と娘の強い要望で、直売所で買うだけでなくフルーツ狩りができる農園を探して見つけた石井テル園。フルーツは狩れず、直売所での販売のみの農園もあるので事前に確認しておきましょう
そしてこの石井テル園の特徴はなんといっても「時間無制限の狩り放題（食べ放題）」でしょう！　例年ですと、食事やレジャーシートを持ち込んでのんびりピクニックも可能とのことでした
しかし残念ながら今年（2020年）は世相を反映して、狩った分の量り売りの方式になっておりました。それでもたくさんのぶどうの木から好きな実を選んで狩る体験は貴重ですし、後述しますが何よりぶどうがとても美味しい！そしてお得！！
狩り放題でなくてもとてもオススメの農園さんです

ぶどう狩りの流れ

今年は狩り放題ではないため、ぶどう畑でぶどうを狩ったら重さを測り購入してぶどう狩りは終了です。のんびりまわっても30分もかからない程度です
少し寂しい感じもしますが、1組に1人、農園の方がアテンドとして着いてくれぶどうに関する様々な話をしてくれるのでまた違った経験ができました

料金　※2020年独自方式

狩ったぶどう（または梨）を量り売りで購入します。1kgあたり1,600円
大きな房で、1房あたり800gから1kgくらいのとのことでした
我が家は、3房狩り2,800円。スーパーでぶどうをみかけると大抵1房1,000円以上はして高いなぁと敬遠していましたが、農園で買うとやはりお得にゲットできますね。近くに住んでいる人は羨ましい・・・！

アクセス・その他

車で行かれる方が殆どだと思います。農園に無料の駐車場が隣接しているので安心です。5～6台は駐車可能でした　※旅行サイトでは30台のキャパと記載があり、複数あるのかもしれません
電車で行く場合は新京成線鎌ヶ谷大仏駅から徒歩10分程度とのことです。近場の方は電車＋徒歩でも行けそうですね
トイレは農園に併設されており、利用可能です。オムツ台の調査は忘れてしまいました、すいません・・・

訪問時のポイント

事前に電話確認を！

先述したように狩りの方式が今年は変わっていたり、フルーツの状況によっては狩れない日もあるようで、事前に電話確認したほうが良さそうです。私も前日に電話確認し、方式の違いなど教えていただきました

早めの到着を！

9時30分から開園ですが、9時40分すぎには隣接の駐車場は満車となり5家族くらいが訪れていました。ぶどうの木はたくさんあり実が無くなることはないと思いますが、比較的涼しい朝一番での訪問が良いと思います！

我が家は開園少し前に着いて、色々と教えてもらいながらぶどう狩りを楽しめました

クーラーボックスなど保存容器の持参を！

農園で購入可能なぶどうや梨は暑さに弱いとのことでした。車で行かれる方はクーラーボックスを持って行くと良いかと思います

現金の用意を！

フルーツの購入は現金のみ利用可能です。銀行やコンビニが多数存在するわけではなくATMを探すのは一苦労ですので、予め現金を用意してから訪問しましょう

周辺情報

住宅街のためその他観光スポットはほぼありませんが、フルーツ直売所が散在しているので、いくつか見てみるのも面白いかもしれません。一部、野菜も売っている農園がありました
車の方は、少し足をのばして「ふなばしアンデルセン公園」まで行っても良いかもしれません。広い園内には遊具の他、室内施設でワークショップも開催されています。
版画や陶芸、レザー加工など幅広く体験できるようで、私は娘と一緒にオリジナルのせっけんを作ってきましたよ！　※入園料やワークショップ費用は別途必要。要事前確認

石井テル園　情報まとめ

住所	〒273-0105　千葉県鎌ケ谷市鎌ケ谷　7-8-69
電話	047-443-1854
期間	8月下旬〜9月下旬　※期間内は原則無休
営業時間	9時30分〜16時頃まで
料金	2020年は量り売りのみ。ぶどう1kgあたり1,600円　※入園料無し
アクセス	新京成線「鎌ヶ谷大仏」駅より徒歩10分程度。駐車場あり（無料）
備考	訪問前にお電話して頂き、営業状況やフルーツの状態を確認することをオススメします

石井テル園で狩れるぶどうの種類とそのお味

狩れるぶどうは、大粒系と小粒系の大きく2系統となっています。
妻曰く、「ぶどうといえば大粒。ロマンが詰まっている」ということで大粒系を選びました。農園ではそれぞれの系統でも数種類のぶどうが成っており、そのタイミングで熟しているものを農園の方が教えてくれます

当日ちょうど狩りどきだった3種類を収穫してきました

• 安芸クイーン　・・・赤系大粒。作るのが難しく少量生産
• 藤稔（ふじみのり）　・・・黒系大粒。神奈川県藤沢で誕生！
• ブラックビート　・・・黒系大粒。藤稔が親

私はフルーツ全般を殆ど食べないため、ぶどうの種類は巨峰・シャインマスカット・ナガノパープルくらいしか知らなかったのですが、とてもたくさんありますね
狩るぶどうを探している間、農園の方が種類だけでなく、熟している実の見つけ方などぶどうの知識を色々教えてくれました。実物をみながら学ぶのはやはり良いですね。おいしいだけでなく、お勉強も出来、当初の妻の目論見通りのおでかけとなりました

そしてぶどうの味は・・・3種類どれも美味い！はっきりとした味の違いも感じられ、黒系の2種は濃いぶどうの味がして個人的には好みでした
フルーツ味覚に定評のある我が妻も、「それぞれ特徴があり、それぞれ美味しい！これはスーパーには置いてないわ」とべた褒めでした

最後に

ぶどう狩りは多分人生初だったと思いますが、貴重な体験を出来たと思います
ぶどうの樹の高さには全然届かない娘も、切ってもらって落ちた房をキャッチしとても嬉しそうでした。家まで我慢できず車の中で早速たべたぶどうはとても美味しかったようで、しばらく「ぶどうぶどう」しか発言していなかったです
世の中が落ち着いたらまた伺い、ぶどう畑の中で狩りたてのぶどうを食べたいと思える場所でした